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あとがき

いや〜悲しくて切ないお話でしたね…
真っ先に思ったのが、なんでお母さんしんでしまうん…？これから智子の花嫁姿や孫も見れるかもしれんのに😭だったのですが、自分がお母さんの立場になってみて考えると、言い方は嫌な感じになりますが、いわば最愛の人が浮気した人と(相手は許嫁がいることを知らないと思いますが)義家族になるという事ですよね…それはキッツいなぁと。
ほんと、父！このやろう！て思います😂笑

それとこの小説の感想をネット見ていたら、このお母さんと同年代らしき方が「若い頃ならば違和感を持った結末ですが、還暦を過ぎた自分は、一途な女性が死を選んだ気持ちに対して、よく頑張って生きて来ましたねと言ってあげたい気持ちになりました」と書かれていて、あぁそうなんだと…気付かされました。その年代にならないと分からない事もあるのだと。色々と考えてしまう素晴らしい小説だと思います。

ともあれ、この小説を漫画化して色々と勉強になりました🙏
約100年前のお話なので、まず文章が昔の言葉で、これどういう意味だろう？と検索したりと勉強になりました。
台詞も古めかしいのが多かったと思いますが、これでもかなり現代の言葉に変換したりと試行錯誤しました。
表紙のイラストもラストに入れようと思って最初に描いたので、無事入れられて良かったです🌸

原作はとても美しい文章なので、ぜひ読んでもらいたいです！
青空文庫に掲載されてますし、短編小説なので10分くらいで読めます。
でも漫画にするとなんでこんなに長くなったのか…笑 その点も含めて勉強になりました。
原作者の渡辺温さんも儚い人生を歩まれた方で、27歳という若さで亡くなられています。
他の作品とても面白くて、展開が二転三転してドキドキするような話が多いので、ぜひ機会がありましたら読んでください✨

連載中、拍手やコメントや読者登録してくださった方々ありがとうございました！ほんと毎日の励みでした🙏✨✨✨

次回はコミカルでハッピーエンドなお話を書きたいと思ってますので、良ければまた漫画を読んでくださると嬉しいです☺️✨

ではでは、ここまで読んでくださってありがとうございました！


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